ED(勃起不全)治療薬の偽物が多い理由

ED治療薬の現状
財務省の調査によると、2015年だけでも日本の税関で輸入が差し止められたニセ治療薬の件数は1030件に上ったそうだ。10年前の2005年には約10件程度であったことからも、その件数は100倍以上になる。
現在日本人男性の勃起不全の患者数は1100万人以上になるとのことだ。それだけ勃起不全治療薬のニーズは高いといえる。ただ、医療機関を通して勃起不全治療薬を購入する患者数は、全体の9%程度にすぎないそうだ。潜在的な勃起不全患者数を含めるとこの数値はさらに小さくなる可能性がある。
10%に満たない患者しか医療機関を受診しない主な理由はおそらく、人に相談するのが恥ずかしいというのがあるだろう。そのため、大部分はインターネットで通販サイトで購入するといったケースになるのかもしれない。
こうした現状に目をつけた販売サイドが格安でニセモノの勃起不全治療薬を販売しているのが現状で、多くのインターネットでの購入者が被害にあっているのだろう。
ED治療薬の4割がニセモノ!?
現状としてバイアグラのほかレビトラ、シアリスが日本国内で承認されている正規のED治療薬として日本人向けサイトで販売されているが、国内で発注した分の約4割、タイから発注した分の約5割がニセモノだと判明した。トータルで見ると、約4割がニセ治療薬だということになる。
ニセモノにはどういったものがあるかというと、正規品に含まれる有効成分が含まれていないケースや有効成分が過剰に含まれているケースがある。そういったものを治療薬として摂取しても期待する効果が得られないだけでなく、最悪の場合は命の危険にさらされるケースにもなりうる。
ニセモノの見分け方
そのため、通販サイトでED(治療薬)を購入する際は、評判の良いウェブサイトを見つけることや正規品とニセモノの違いを見分けることができるようにならないといけません。ニセモノとの見分け方については、レビトラを初めとしたED治療薬の偽物に注意!!を合わせて読んでみてください。